CONCEPT
設計と現場の、その先まで考える。
スタッキングチェアは、ただ積み重ねられれば良いものではありません。
使われる環境、動かされ方、視界に入る瞬間までを想定してはじめて、
商業空間にふさわしい一脚になります。
私たちは、設計図の中だけで完結しない
「運用まで含めた椅子づくり」を大切にしています。
現場で使われ続けることを前提にした構造設計
私たちのスタッキングチェアは、ホテル宴会場や披露宴会場、会議室など、 短時間でレイアウト変更が行われる商業空間での使用を前提に設計されています。
実際の現場では、椅子は「丁寧に持ち上げて運ばれる」よりも、 積み重ねた状態で移動されたり、引きずられたりする場面が多く発生します。 こうした使われ方は、図面や仕様書には表れにくいものの、 耐久性を大きく左右する重要な要素です。
私たちは、そうした実情を踏まえ、フレーム素材にはアルミやスチールを採用しています。 同素材同士を溶接した構造により、繰り返しの移動や積み重ねにも耐えうる強度を確保しています。
「長く使えること」は、結果として安全性の確保や、交換・修理の手間削減にもつながります。 それが、商業施設において最も重要な価値のひとつだと考えています。
検証からはじまる、特注スタッキングチェア
私たちの強みは、アルミ製スタッキングチェアを空間や設計条件に合わせて 特注で設計・製作できることにあります。
ただ積み重ねられる椅子をつくるのではなく、使用時の佇まい、並んだときの見え方、 スタッキング時の安定性や接触ポイントまでを含めて、一脚一脚を設計しています。
設計段階では、2D図面だけでなく3DデータやCGによる検証を重ね、 プロポーションや角度、積み重ねた状態まで事前に確認。 意匠性と実用性を両立した提案につなげています。
必要な品質に、余計なコストをかけない
私たちは、価格を下げるために品質を妥協するのではなく、 商業施設に不要なコストを削ぎ落とすことで、 必要な性能と価格のバランスを最適化しています。
工場との直接取引、自社での物流管理、CGによる事前検証、 打ち合わせからアフターフォローまでの一貫対応。 これらはすべて、品質を維持しながら無駄を省くための取り組みです。
結果として、お客様には 「安心して長く使える椅子」を、 適正な価格で提供することが可能になります。
私たちは、椅子そのものではなく、
椅子が使われる空間と、その先の運用までを見据えて提案しています。
設計者の意図を尊重し、現場の負担を減らし、
施主の安心につながるスタッキングチェアを。